メンタル面が弱い人はシステムトレード
最近、自動売買の紹介記事をよく目にします。当ブログもそうですね。
そもそもシステムトレードは、自動売買だけではありません。売買シグナルもそうですし、あらかじめ決めている取引ルールに基づいてのトレードは、自分自身で分析・売買してもシステムトレードです。
システムトレードをおこなうメリットの1つに、メンタルに左右されないことが挙げられます。
取引ルールに従って淡々とトレードできる
例えば、会社で嫌なことがあって、イライラする……。こんな時にトレードをすると、負けてさらにイライラ。さらに無茶なトレードをして、損失が増える。こんな悪循環におちいってしまうことがあります。メンタル面がトレードに及ぼす影響は、決して小さくはありません。
そんな負の感情がまとわりついている時でも、システムトレードの場合はあらかじめ決めている取引ルールの指示でトレードするので、メンタル面は影響しません。
システムトレードは、メンタル面が弱い人に向いています。しかし、システムトレードを感情的に変更しないことは、肝に銘じておく必要がありますね。
システムトレードは、メンタル面の影響を受けません。でも、システムトレードを使う部分については、メンタル面が影響する可能性があります。決済のシグナルが発生したけど、損失確定になるから無視する。含み損が増えてきたから、シグナルが出ていないけどナンピンする等々。
システムトレードの中でも自動売買
売買シグナルやテクニカル分析によるトレードを自分の思惑で途中変更したことのある人は、まず自動売買を利用すると良いでしょう。
売買シグナルなど自分自身で注文する形のシステムトレードの場合、取引ルールに従わないことは簡単にできます。自動売買の場合は、分析だけでなく注文も自動で行うので、他に比べて取引ルールに従うことができるんじゃないでしょうか。
とはいえ、自動売買だと、完全に自分のメンタルに左右されないわけでもありません。FXトレード・フィナンシャルの『オートFX』のように、自分で決済できる機能が付いている自動売買システムもあります。つまり、「こんなに含み損が出たらまずい」と途中でトレードを終了させることができるのです。
自動売買システムでも、自分で取引ルールを曲げてしまう……。その場合は、難しいですよね。おそらく、経験不足からくるメンタル面の弱さかと思うので、どういうルールを利用しようと、まずはトレードの回数をこなすことが大切ですね。
トレードの回数をこなすことで自信をつけて、メンタル面を強くする。自信をつけるために、売買シグナルを利用して勉強しながらトレードするのも良いかもしれません。
2012年2月21日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:システムトレード入門
安定運用型か積極運用型か、どっちのストラテジーが良い?
高いリターンは期待できないけど、あまり大きく負けることのないストラテジー。期待できるリターンは高いけど、少々波の荒いストラテジー。
要するに、ローリスクローリターンの安定運用型とハイリスクハイリターンの積極運用型。どっちを選びますか?
人によって様々でしょう。今の私なら、ローリスクの安定運用型を選ぶと思います。でも、どっちが良い悪いということは、一概に言えません。人それぞれ、さらに状況によって、どちらを選んだほうが良いかは変わってくると考えるからです。
私が考える安定運用型、積極運用型、それぞれのストラテジーを優先したほうが良い人、状況をご紹介。あくまでも私の考えですから、参考程度にお願いします。
安定運用型ストラテジーのほうが良い人、状況
シストレ初心者。通常のFX取引と同じで、慣れるまではできるだけリスクをとらない形で運用するほうが良いと思います。
為替王さんのこちらの記事で「連勝中のストラテジーなのに損失(含み損)が出るの?」という人がいました。含み損は出てもおかしくないんですけどね。そもそも、ポジション持った瞬間にスプレッド分の含み損が出ますし。この人は自動売買どころかFX取引自体の経験が浅いんでしょう。
運用し始めてすぐに大きな損失を出してしまうと、「自動売買って儲からないじゃん」といきなりやめてしまう人って意外と少なくありません。自動売買に限らず投資全般に言えることです。いきなり誤解してやめてしまうのはもったいないですから、慣れるまでは利益も損失も少ない安定運用型ストラテジーを選ぶことをおすすめします。
そして、自動売買で運用する資金が少額で、しかも投資資金における割合が高い人。
少額の投資資金の大部分を自動売買に振り分けている場合、ハイリスクハイリターンのストラテジーを採用すると、そのままハイリスクハイリターンな資産運用になってしまいます。長期的に資産運用の手段として利用するならば、まずはリスクを抑えることを重視したほうが良いです。
ハイリスクハイリターンのストラテジーを選択して、1年後に資金が半分になってしまった。その場合、原資に戻すためには100%の利益を出さないといけません。損失が大きくなればなるほど、利益ではなく元に戻すことが大変です。そのため、無理なトレードをしてさらに損失を広げ、結局投資をやめてしまう……。そうならないためにも、ローリスクで運用したほうが良いと思います。
積極運用型ストラテジーのほうが良い人、状況
投資ではなく、投機目的で運用する人。
FX取引自体、比較的少額でできる金融商品なので、投機目的の人って少なくない印象です。そもそも、投機目的としている時点でリスクがあることをわかっているので、そういう人はハイリスクハイリターンで良いのかなと思います。
投資資金における自動売買で運用する資金の割合が少ない人。
こちらの記事でも書いたように、期待リターン100%&最大ドローダウン50%と一見ハイリスクハイリターンに見えるストラテジーでも、投資資金の1割で自動売買を運用している場合は、投資資金に対して期待リターン10%&最大ドローダウン5%となり、ハイリスクハイリターンにはなりません。
逆に、こういう人がローリスクローリターンのストラテジーを選択すると、期待リターンが日本の預金金利並みになりそうですし、積極運用型のストラテジーを取り入れてみることは良いんじゃないかなと。
結論
色々書きましたが、要するに人それぞれだと思います。
大切なことは、投資の目的、資金全体における自動売買での運用資金をきちんと確認すること。そうしなければ、どのストラテジーが安定運用型で積極運用型なのか判断できません。
投資か投機か。目標リターンはいくらなのか。それに対していくらまでリスクをとることができるのか。漠然と考えるのではなく、まずそこからきちんと考えて準備すると良いんじゃないでしょうか。
2012年2月15日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:システムトレード入門
FXシステムトレードを検証する意味
FXシステムトレードを検証する。
FX関連のサイトやブログで時々「検証」という言葉を見かけます。情報商材のレビューサイトなんかは特に多いですよね。そもそも「検証」って何をさしているんでしょうか?
一般的な検証の意味は、「真偽を確かめる」「事実を確認する」。現場検証は、証拠を探して事実を見つけるって意味合いですしね。でも、投資の世界では、「有効な取引手法か確かめる」ということを意味しています。
システムトレードにかぎらず、取引を行う前に取引手法で利益が出るか確かめると思います。過去のチャートを見てシミュレーションしてみたり、デモトレードで運用してみたり。実際に使えそうかを確認するために行う、この作業が検証作業になります。
プログラムの検証は開始時だけではいけない
FXシステムトレードにおける検証作業も同じこと。過去~現在の相場でのシミュレーション、つまり検証結果から売買プログラムを選びます。
大事なことは、検証はプログラムを選ぶとき、開始時点だけ行えばいいわけではありません。運用してからも定期的な検証作業が必要です。
例えば2006年~2010年の期間で高い利益を上げている売買プログラム。2011年初めからだと高い利益を期待できるから、使うと思います。でも、今このプログラムを使うかというと、わかりません。2011年の運用成績を知らないと判断できませんよね。
過去の一期間における運用成績ではなく、過去~現在の運用成績。検証作業の際に必要になります。これは、運用を始めてからでも同じです。
パフォーマンスが良いプログラムを選んだとしても、実際に運用すると成績が思わしくない場合は往々にして起こります。ずっと有効なプログラム、取引手法はないということを常に頭に入れておく。そして、定期的に有効かどうかの検証作業を行なう。システムトレードを行う際に、大切な事だと思います。
2012年2月8日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:システムトレード入門
シストレで押さえておきたいデータ「最大ドローダウン」とは
自動売買しかり、売買シグナルしかり、過去の相場でシュミレーションしたバックテストのデータからプログラムを選ぶことになります。
そのデータの中に「最大ドローダウン」という欄があります。これは何気に重要なデータなのですが、勝率や収益を重視して最大ドローダウンをあまり気にせずにプログラムを選ぶという人が少なくありません。
最大ドローダウンとは
最大ドローダウンとは、そのプログラムを運用していたバックテスト期間における損益の最大の下落のことです。
例えば、1年間のバックテストを行なったとします。下の図のような損益曲線で期間中の損益が+1,000pips。期間中に利益は出ているものの、細かく見てみると累計損益600pipsのA地点から200pipsのB地点まで利益を減らしている場面があります。

このAからBで減少した400pipsを最大ドローダウンといいます。
0から始められるとは限らない
どうして最大ドローダウンが重要なデータなのか。
それは、バックデータを見て利益が出ているしとこのプログラムを利用した場合に、必ずしも左端のOの地点から始められるとは限らないからです。
運良くOやBの地点から始めることができれば通算損益がマイナスになることなくうんようすることができます。しかし、Aの地点からプログラムの運用を始めてしまった場合は、いきなりの400pipsマイナススタートに……。これはシステムトレードだと十分あり得ることです。
どの程度のマイナスが起こりえるかを想定して証拠金とポジション量のバランスを考えておかないと、途中でロスカットされて、その後データ通り利益を積み上げていっても取引ができなくなってしまうということになりかねません。
プログラムでの運用が継続できないと、いくらデータで運用成績が良かったとしても関係なくなってしまいます。利益を出すためには勝率や収益のデータを重視するのはもちろんですが、最大ドローダウンもチェックしましょう。
2011年11月1日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:システムトレード入門
プロも使うチャート形状分析とは
チャート形状分析とは、過去のチャートから現在のチャートと類似した値動きを見つけ出して今後の値動きを予測する分析手法。
三尊天井や三角保ち合いなど、このチャートパターンが出現した場合はこういう値動きをする可能性が高いというチャートパターンによる分析もチャート形状分析のひとつだと言えそうです。
初心者には使いづらい!?
チャート形状分析を使う場合、初心者の方は「どのタイミングでエントリーすれば良いの?」と迷うかもしれません。なぜなら、エントリーポイントがハッキリしないからです。
移動平均線やMACDなどのテクニカル指標を用いた売買シグナルは、クロスしたら買いとか、この数値まで上昇したら売りとか、エントリーポイントが明確になっています。一方でチャート形状分析はエントリーポイントが明確ではないので、タイミングが図りづらいと思います。
そのため、チャート形状分析だけを使ってトレードするのではなく、裁量トレードの判断材料のひとつとして活用したほうが使いやすいのかもしれません。
FX会社が提供しているチャート形状分析ツール
FX会社が無料で提供しているチャート形状分析ツールは、こういったチャートパターンを認識してシグナルを出すものではなく、過去のチャートから現在のチャートと類似した値動きを見つけ出して今後の値動きを予測するというもの。
セントラル短資の『みらいチャート』やFXプライムの『パッと見テクニカル』なんかがチャート形状分析の売買シグナルツールになります。これらのツールは自動で、しかもリアルタイムに現在の値動きと類似したパターンを見つけてくれるので、大変便利なツールだと思います。
2011年10月18日 | コメント/トラックバック(0) |
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