プログラム選びはバックテストデータだけで選んではいけない
勝率、期間損益、最大ドローダウン。私が自動売買のプログラムを選ぶ際に、バックテストデータで見る項目。
では、この項目を見て、パフォーマンスが良い売買プログラムを選べば良いか。そうとは言えないと思います。ハイリスクハイリターンの積極運用なのか、ローリスクローリターンの安定運用なのか。自分の運用スタイルにマッチした売買プログラムは、バックテストのデータからだけでは選べません。
年間利回り100%、最大ドローダウン50%のプログラムはハイリスクハイリターンか
年間利回り100%、最大ドローダウン50%の売買プログラムがあるとします。このプログラム、ハイリスクハイリターンだと思いますか?
「最大で50%減少する可能性があるんだから、ハイリスクでしょ」と考える人が多そうですが、そうとは言い切れません。
例えば、投資資金100万円のうち100万円全額でFX自動売買をしている人がいます。この人が上のプログラムを利用すれば、ハイリスクハイリターンだと言えます。1年間で資産が100%増、2倍になる可能性もあれば、50%減、つまり資産が半減する可能性もあるので。
でも、投資資金100万円のうち、自動売買には10万円しか利用していない人が、このプログラムを使ったとします。そうすると、1年間で期待収支は100%増の10万円、最大ドローダウンは50%減の5万円。つまり、投資の運用資金に対して考えると、上手くいけば10%増、想定できる損失は5%減となります。
この数字を見ると、ハイリスクハイリターンではありません。
運用プランを組み立てる際に資産配分を考える
これは自動売買にかぎった話ではありません。
最近増えているFXのバイナリーオプション。基準レートから判定時刻のレートが上昇するか、下落するかを予想するだけのシンプルな取引です。
バイナリーオプションを投資資金全額で利用していると、倍になるかゼロになるかの取引なのでハイリスクハイリターン。というより、丁半博打に近いと言えます。でも、投資資金の一部で取引すれば、そうではなくなります。資金の1%で取引すれば、1回の取引で1%の増減があるだけですからね。
このように、運用資金をどれだけ自動売買に配分するのか、またはバイナリーオプションに配分するのか。もっと大きく言えば、FX取引に配分するのか。
運用プランを考える時に、資産配分はかなり重要だと思います。特に自動売買の場合は、バックテストデータで期待収支、想定損失割合が簡単にわかるわけですから、ちょっと電卓をはじいて計算してみるようにしましょう。
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2012年2月2日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:自動売買