自動売買システムと裁量トレードを併用する
自動売買システムと裁量トレードを併用する。私もそうですが、FXをこういうスタイルで取引している人が多いんじゃないでしょうか。
これには、良い部分と悪い部分の両方あります。個人的には良い部分のほうが多いと思います。
悪い部分「資金効率が悪い」
資金を分けることは悪い部分。分けることで資金効率は間違いなく悪くなってしまいますからね。
常に口座内の証拠金をフルに使って取引するかというと、そうではありません。それぞれの取引口座で十分な余剰金額を確保しておくと、使われない資金が多くなります。
特に、自動売買システムは、資金効率が良くありません。
例えば、最大ポジション数が4つのストラテジーを選ぶ場合。1つのポジションを1万通貨としても、少なくとも4万通貨のポジションを維持して、ロスカットされることなくシステムが稼働できる資金、米ドル円だと維持証拠金約13万円+αが必要になります。
でも、常に4つのポジションを保有するわけではありません。いつ見ても1つしかポジションを持っていない、シグナルがあまり発生せずに取引していない時のほうが多い。自動売買システムの取引口座内の証拠金がタンス預金状態になることも多々あります。
良い部分「分散投資できる」「時間効率が良い」
良い部分は、分散投資を行うことができること。そして、時間効率が良いことが挙げられます。
自分とは違う取引手法や、裁量トレードでよく取引する通貨ペア以外の通貨ペアを選ぶことで、リスクの分散が図れます。意外と自分の取引手法は似通ってしまいますからね。
また、自動売買は24時間フルに取引で使えます。1日3時間しかトレードできなかった人は、それ以外の21時間もトレードすることが可能。
自動売買が裁量トレードと同じようなパフォーマンスであれば、裁量トレードのレバレッジを低くして、精神的にゆとりを持つこともできますね。精神的に余裕が出れば、無茶なトレードを避けることができますし、裁量トレードにも良い効果がでるんじゃないでしょうか。
併用することで得られる経験値が何倍にもなる
自動売買にしろ、裁量トレードにしろ、資金管理は重要です。自動売買の経験が裁量トレードに生き、裁量トレードの経験が自動売買に生きる。
今までは裁量トレードで1日3時間しか取引できなかったのが、自動売買を併用することで1日27時間取引できることに。単純に時間で考えると、9倍の経験値が得られます。
そういう点でも、自動売買システムと裁量トレードを併用することは良いんじゃないでしょうか。
ただし、少ない資金を無理やり2つに分けると、それぞれの取引口座で資金管理を行いづらくなります。裁量トレードは1,000通貨単位で行うなど、工夫が必要ですね。
2012年2月22日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:自動売買
ストラテジーは収益率を見る?獲得pipsを見る?
自動売買のストラテジーがどのぐらい利益を出しているか。それを知るには、収益率か損益(獲得pips)を見ますよね?
収益率でも損益(獲得pips)でも、自分にとってわかりやすいほうを選べば良いでしょう。ただ、どちらのデータを見るにしても数字が意味するものを把握しておく必要があります。
どの数字を使って計算しているのかを知ることは大切です。FX会社によって、同じ言葉を使っていても、計算式が違っていることがあるので。
収益率を参考にする場合の注意点
収益率は、何に対する収益の割合かで数字はまったく違ってきます。必要証拠金なのか、固定した運用資金に対してなのか。
例えば、インヴァスト証券は最近、収益率の計算式を変更しました。基本の計算式は、「選択期間の総損益 / 推奨証拠金」と変わっていませんが、推奨証拠金の計算方法が変わりました。
【旧】
(1ポジションあたりの必要証拠金額 × 最大ポジション) + (最大ドローダウン × 2)
【新】
(1ポジションあたりの必要証拠金額 × 最大ポジション) + (最大ドローダウン × 2)
1ポジションあたりの必要証拠金額 × 2 × 最大ポジション
いずれかの大きい金額
この計算式は、自分で計算をする人にとってはわかりづらいかもしれません。でも、初心者が実際に運用する場合には参考になると思います。現実的に運用できる資金で計算されているので。ただ、収益率の数字自体を参考にするならば、推奨証拠金で運用しないと数字自体に意味をなさなくなってしまいます。注意しましょう。
損益(獲得pips)を参考にする場合の注意点
獲得pipsを参考にする場合、1番注意しなければいけないことは円換算されていないことです。
例えば、獲得pipsが同じ米ドル円(USD/JPY)とユーロドル(EUR/USD)のストラテジーがあるとします。それぞれ、1ヶ月で1,000pipsの利益。
同じだけ利益が出るのかというと違います。獲得pipsなので円換算しないといけません。1万通貨だと、米ドル円は10万円の利益。1ドル=78円の場合、ユーロドルだと7.8万円の利益となります。
今だと、ユーロドルなどドルストレートだとクロス円の8割ほどになります。つまり、1,000pipsの利益を出しているユーロドルのストラテジーと、800pipsの利益を出している米ドル円のストラテジー。勝率や最大ドローダウンが優れていれば、米ドル円のストラテジーを選んだほうが良い場合もあります。獲得pipsで比べる場合は、円換算して比べるようにしたほうが良いでしょう。
どちらでも自分で計算する必要がある
収益率の場合は、計算式の分母になっている資金が運用資金と同額でないとわかりづらい。一方で、獲得pipsの場合は、円換算する必要があります。
実際に運用する場合は、どちらにしろ自分自身で計算する手間が発生してしまいます。ただ、どちらもそれほど複雑な計算は必要ないので、利用する自動売買システムにあわせて対応するだけかなと。いずれにしろ、考え方は知っておいたほうが良いでしょうね。
ちなみに、インヴァスト証券はサイト上では収益率と獲得pips、両方紹介していますが、『シストレ24』の取引画面内では、獲得pipsだけです。ひまわり証券の『エコトレFX』は、サイト上、取引画面ともに獲得pipsだけです。
2012年2月16日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:自動売買
Tスコアはストラテジー選びの参考にできるのか
トレーデンシー(Tradency)社が提供している自動売買システム『ミラートレーダー』。
最近、この自動売買システムを採用しているFX会社が増えてきましたね。主なところでは、FXトレード・フィナンシャル『オートFX』やインヴァスト証券『シストレ24』。ストラテジー数が豊富で、おすすめです。
その『ミラートレーダー』では、独自にスコアリングしている『Tスコア』があります。
Tスコアとは
Tスコアとは、それぞれのFX会社ではなく、システム提供元であるトレーデンシー社が独自にスコアリングしているスコアです。
数値は1~10の範囲内で、10に近いほど良いスコア。過去のリスク・リターンに基づいて、現在の相場環境におけるストラテジーの適応力を示してくれるそうです。
ストラテジー一覧を見てみると、最初に表示されるストラテジーはTスコアの高い順に並べられていて、Tスコアは強調されています。FX会社のサービス紹介ページでも、推しています。優秀なストラテジー選びの手助けになると。
Tスコアはストラテジー選びの参考にできるのか
個人的には参考にするデータ項目としては、優先度は高くありません。というより、参考にしていません。
どうしてかというと、Tスコアをスコアリングしている計算式や何をソースに弾き出しているのかわからないからです。
実際に、Tスコアの高い順に並んでいるストラテジーを見てください。Tスコアが最高の10になっている「Maloma(USD/CHF)」は勝率100%で優れたストラテジーと言えます。でも、4番目、5番目のストラテジーを見てください。
損益はプラスになっているので、最終的には利益が出ているストラテジーですが、損益よりも最大ドローダウンのほうが大きくなっています。これらのストラテジー、私はおそらく選びません。波が荒いと考えますからね。
どのデータ項目でストラテジーを選べば良い?
オーソドックスに勝率、損益、最大ドローダウンを基準に選びます。個人的には、できるだけ緩やかな波のストラテジーが好みなので、特に最大ドローダウンをよく見ます。
また、プロフィットファクターを見ると良いかもしれませんね。総利益÷総損失の計算式ではじき出されるプロフィットファクターは、計算式からわかるように1以上だと利益が出ているストラテジーです。高いほど、リスクに対してリターンが大きいと言うことができます。
自動売買システムのストラテジーは、取引ロジックがわかりません。取引履歴を見て、順張りタイプだとか、逆張りタイプだとか、目星をつけることはできます。でも、どのテクニカル指標を使っているといった取引ロジックの詳細を知ることはできません。
取引ロジックがわからないストラテジーを利用するので、選ぶ際には意味のわかるデータ項目を利用したほうが良いのかなと思います。
2012年2月13日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:自動売買
初心者はストラテジー数の多い自動売買システムを選ぶほうが良い
自動売買システムのストラテジー数は多いほうが良い。特に初心者の方にとってはそう思います。
多いと選ぶのが大変じゃないかと思うかもしれません。確かに、初心者が裁量トレードを始めるのであれば、トレードする通貨ペアを少数に絞ったほうが良いでしょう。
でも、自動売買では違います。自動売買システムのストラテジー数は質より量。量があるから質を問えるのだと思います。
自動売買は質より量?
量が多くても質が悪ければ意味がありません。当然、量が多いと質の悪い、つまり運用成績の悪いストラテジーが含まれる可能性も高いです。
でも、FX業者の自動売買システムは、どこでもストラテジーのフィルターやソート機能が付いています。勝率の良いものや期間損益の高いもの、最大ドローダウンの小さいものを抽出することが可能です。
フィルターやソート機能が付いているので、初心者でも運用成績の良いストラテジーを探すのは簡単。探しだすのは簡単ですから、選択肢のできるだけ多い自動売買システムのほうが良いと思います。
ストラテジーを入れ替える際にも選択肢が多いほうが良いですからね。ずっと通用し続ける取引手法はほぼゼロかと。自動売買でも同様で、ずっと利益を出し続けているストラテジーを探すのは至難の業。ですから、自動売買で利益を上げるためには、定期的なストラテジーの入れ替え、つまりメンテナンスは必須です。
入れ替えるときに、ストラテジー数が少ないと選ぶのが大変です。他のストラテジーの運用成績もパッとしないと、とりあえず現状のストラテジーを使い続けるかと妥協してしまうかもしれません。
それに、量が多いと質が悪いものも多くなる可能性が高いですが、逆に質の高いストラテジーが含まれている可能性も高いですからね。
『シストレ24』は登録ストラテジー数が500超
ストラテジー数の多い自動売買システムといえば、インヴァスト証券の『シストレ24』。

インヴァスト証券の『シストレ24』は、登録ストラテジー数が500を超えます。システム元のトレーデンシー社だけで500以上。さらに国内のシステムプロバイダーが『シストレ24』のためにストラテジーを作って登録していますし、ストラテジー数の多さは圧倒的ですね。
質より量?と思うかもしれませんが、質もなかなか。こちらで直近の収益率上位のストラテジーを見てください。ランキング上位のストラテジーは、直近1ヶ月で獲得pipsが1,000pips超のものがゴロゴロしています。
『シストレ24』の2012年1月の運用成績は、7割超の人が確定益。量も質も備えた自動売買システムと言えるかもしれません。
2012年2月10日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:自動売買
監督視点が自動売買には必要
FX業者の自動売買システムで運用する際に、裁量トレードと違った視点・考え方が必要。
逆に言うと、この視点・考え方を意識すれば、裁量トレードのようにチャートの見方など分析方法を学ばなくても、自動売買を利用して利益を上げることが可能です。
裁量トレードで利益を上げるためには、勝てる取引手法が必要。そのために試行錯誤しますよね?どのテクニカル指標を使えば良いかとか、どういう数値を設定すれば良いかとか。裁量トレーダーはスポーツでいう選手のようなもの。勝つためには、個人のスキルを磨く、つまり勝てる取引手法構築のために勉強・実践を行います。
自動売買で利益を上げるためには、勝てる取引手法が必要。これは裁量トレードと同じ。しかし、勝てる取引手法を構築するのではなく、見つけ出す。ここが裁量トレードと大きく違う点です。
FX業者の自動売買システムはロジックの詳細を知ることはできません。あくまでも、運用データから期待収益の高いプログラム、もしくは最大ドローダウンの少ない安定したプログラムなんかを選びます。つまり、自動売買で運用する場合は、能力の高い選手や調子の良い選手を見つけて起用する、監督視点が必要になります。
ここで言う自動売買はFX業者が提供している自動売買システムのことを指します。自分で一からプログラムを構築する場合は、裁量トレードと同様に、勝てる取引手法を構築しつつ、選別もしなければいけません。言ってみれば、プレイングマネージャー、選手兼監督という立場になります。
一極集中ではなく、複数プログラムでの運用を
監督視点を持つことで自動売買の取り組み方は変わります。例えば、団体戦で何人選手を起用してもいいのに、能力の高い選手を1人だけ起用しますか?能力が高いといっても万能ではありません。それよりは複数の選手を起用して、弱点を補いながら戦ったほうが勝てると思いませんか?
年間のパフォーマンスの高いプログラムでも、好不調の波があります。不調の波を複数のプログラムで補いつつ、高い収益を目指すのが自動売買の理想かなと。『シストレ24』を提供しているインヴァスト証券の川路社長も、少なくとも3つ以上での運用を勧められていました。
ちなみにインヴァスト証券の『シストレ24』を利用している顧客、1月は72%の人が利益を出せたそうです。さらに、口座開設した人の7割強が取引を継続しているそうです。通常のFX取引では、早い段階に大きな損失を出してしまい、2、3ヶ月で7割強の人が取引をやめるらしいので、この数字はすごいですね。それだけ、有効な自動売買システムだということなんでしょう。
2012年2月9日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:自動売買
